昨日のBLOOD+特番を見て

竹田プロデューサーは私と同じ考えの所があるな〜と思いました。


それは『戦争のリアルさ』という奴。
最近、各国の軍隊は、
「いかに軍人に『これは人殺しだ』という感覚を無くすか」
という方針をとってるらしくて、新人軍人に、本人達は安全で破壊力のある武器をいかに与えるか、というのが課題になっているらしいです。
軍人達は「戦争=人殺し」ではなく「戦争=ゲーム」という感覚になってきていて、殺される人は軍人の頭の中では人じゃなく、
『ゲームキャラクター』という架空の存在に置き換えられていってるそうです・・・・・


・・・・・・これ、SEED見てても思ってました。
ザフトはMSなんてものを何で開発したんだろう。しかも、連合と同じように年端のいかない子供達を乗せるなんて変だなぁって。
銃やMS・MAとかジェネシスなどは出てくるけど、実際にナイフで人を殺したりするシーンが結局はなくって(少なくとも私はエクステンデットのシーン以外見た記憶がない)・・・・ザフトの軍人には人を殺してるという自覚が薄そうだなぁって。
仮に15歳で成人っていう設定も、ザフトでより扱いやすい兵士を手に入れるためで、さらにMSという人を殺している自覚がより薄くなるものを作ったのも、
「判断能力が低い子供に兵器という名のリモコンを与えて戦争という名のゲームを(人殺しになるという)自覚なくさせるため」
・・・・って考えると、嫌〜な気分になりますよね。
設定資料とか読んでいると、プラント(コーディネーター)は被害者だ!という観点で書かれていることが多いけど、実質はプラントに加入していない独立コロニーも存在しているし、何より能力的には大人でも、精神的には下手すると地球人より未熟(と感じることがある)コーディネーターの子供を大人として扱うというところが、非常に胡散臭さを感じるんですよね。


未熟なので、書けるか分からないけどイザークが「戦争のリアルさ」と「プラントの裏」を体験する過程が描けたらいいなぁ・・・・・って思ってます。描けるかわかんないけど(爆)


BLOOD+、一話見ました。2話連続ストーリーの前編としては面白かったと思います。映像もキレイでしたし。15歳以上の方にはお勧めです!
(15歳以下の人は、自己で判断してくださいね。血がドバドバ出てるので・・・・普段からN○Kとかの映像の世紀とかドキュメンタリー見てる人は大丈夫だと思いますけど)