ショック状態…

 

に今、少し陥っています。
作業しながら、チラチラ見していた朝日放送の『終りに見た街』。
 
怖、怖い、滅茶苦茶怖かったです…
 
クソー、さすが山田太一、パンチが効いてます!
これはキチンと見ておくべきだった、と後悔しつつも、チラ見だけでかなりショックです。
特にラスト。トラウマになりそうです。
ですがこれこそ民衆型戦争物ドラマですよね。前線側とはまた違う悲劇や緊迫感が漂いまくりです。
いい感じで今の日本を皮肉りまくっているシーンもありました。
そのシーンを見ながら、
「騙されていると気づいている人が笑っているのではなくて、気づいていない人が笑われていると『思っている』というのが問題なんだよな。どちらも一生懸命なだけなんだけどな。○○(自主規制)の思う壺だ」
と、思ってしまいました。

(少しネタバレすると子供達が「味方を殺しているのは敵国の人間だ」と思っているところが、そもそも感情を利用された洗脳だな〜と思いました。その敵を作った○○も結果的に戦争に巻き込んで(日本は特に巻き込まれ型の戦争が多いみたいです…)、人々を殺したも同然な気が……同じ戦うにしても、目的の為(護るため等)に仕方なく戦うのと(騙されているのに)正義や大義を信じて戦うのとでは、悲劇度が違う気がします……特に後者は冷静になれず泥沼化になる可能性大のような。どちらも一生懸命だけど、過去や現在だけを考えるか、具体的な平和の未来を考えるかで違うんでしょうね。でも私だって、目の前で知り合いが死んだら真っ先に敵国になった人々を恨むんだろうなぁ……そこから恨む対象を広げられるかどうか、難しい問題です)
※追加で書きますが、だからといって親達の絶対平和主義も現実的ではありませんでした。理想すぎです。この作品は理想と現実の極端を表していたと思います。どちらも待っているんは破局。この間の微妙なバランスこそ、平和なんでしょうか。……本当に難しいです。

 
……でもチラ見なんですけどね orz
(原作入手できたら読もうかなぁ……余計トラウマになるかも(汗))
 
 
さてリンケージ、後10行くらいでやっと1シーンかけそうです。
……でもイザカガシーンはさらに次の更新になりそうですが。
こんなにダラダラな文してていいのかなぁ……(爆)